ふるさと納税について、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、寄付をする側から見たメリットについて考えてみたいと思います。
寄付ですから、とくに強制的に行う必要はなく、寄付をする期間が限られているわけでもありません。
金額は自由で、任意にいつでも自治体に寄付をすることができます。

地震や台風などの被災地にふるさと納税で寄付をすることによって、復興や復旧を目指せるようになります。
自治体によっては、特典がついているところもあるので、寄付をしてから、その地域で生産されている農産物などがもらえる場合もあります。
確定申告をすれば寄付金控除を受けられますので、寄付をする上に、嬉しい返礼品がもらえるというわけです。

ふるさと納税で寄付をされる側には、どのようなメリットがもたらされるのでしょうか。
台風や地震などの被災地に寄付金が集まれば、その分を地域の復興に活かすことができます。
市区町村によっては、財源が厳しいところもありますが、ふるさと納税によってお金が集まれば、財源を確保することができます。

ふるさと納税によって、寄付をする側にはどのようなメリットがもたらされるのでしょうか。
寄付をしたことによって、還付・税額控除を受けられるという点ではメリット大きいですが、確定申告の手続きをしなければなりません。

これまで確定申告の手続きをしたことのない人にとっては、書類の書き方がわかりにくくて、面倒に感じられることもあるようです。
しかし、毎年確定申告をしている人なら、書類の書き方は十分にわかっているので、苦になることもありません。

現時点では、全国各地どの自治体でも、ふるさと納税が導入されているわけではなく、まだ採用されていない自治体もあるので、この自治体に寄付をしたいと思っていても、受付してもらえない場合もあるようです。

自治体にとってのデメリットを挙げると、ふるさと納税の制度を採用している自治体でも、寄付金がなかなか集まらない地域もあるようです。